2015年7月、米フロリダ沖で300年前に沈没したスペイン船団の船から約1億2400万円相当の財宝が見つかったというニュースが世界中で話題となった。日本でも大手メディアが報じたので、知っているひとは多いはずだ。

これに2015年3月には、マイクロソフトの共同創業者で資産家のポール・アレン氏が大日本帝国海軍の大和型戦艦の二番艦『武蔵』をフィリピンのシブヤン海で発見したというニュースが話題になったことも覚えているひとは多いだろう。

夢は未知の海底遺跡発見、日本の水中ドロニスト藤田篤志

2017.1.19

潜水テクノロジー「水中ドローン」とは?

海底の沈没船、そしてそれらに積まれた財宝の発見が相次ぐのは、潜水テクノロジーの発展が背景にある。

そして潜水テクノロジーの先端を行くのが「水中ドローン」だ。

ドローンと聞くと、無人航空機(UAV)を思い浮かべるかもしれないが、定義はさまざまで「無人で移動するロボット」を総称してドローンと呼ぶこともある。

現在、いくつかのスタートアップ企業が水中ドローン開発を行っており、来年あたりから本格的に販売開始されることになっている。

この水中ドローンを使い、未知の海底遺跡発見に挑戦しようとしている日本人がいる。藤田篤志さんだ。

藤田さんは、ITや不動産関連の会社を経営する一方で、海底遺跡発見に向けた取り組みに注力している。

水中ドローンは、海底遺跡探索だけでなく、海洋調査など危険な場所でのデータ取得を安全に実行できる。
空中を飛ぶドローンが「空の民主化」を実現しようとしているように、水中ドローンは海底の民主化を実現できる可能性を持っている。

藤田さんの水中ドローンは、OpenROVというオープンソースのモデルだ。

OpenROVはまだ発展途上の水中ドローンだが、この水中ドローンで得た知見を、次世代の水中ドローンを利用する際に活用できると考えている。今後はバミューダやバルト海での海底遺跡探索に挑戦したいという。

水中ドローンが実際にどのように動くのか、そして藤田さんが語る水中ドローンの可能性を動画で体感してほしい。

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